以前の記事で、デイトレードシステム「USDJPY1041、USDJPY2030、USDJPY4029」のサインフィルタ特性を掲載しましたが、「GBPJPY1032、GBPJPY2025、GBPJPY4024」についても同様の効果がありますので運用スペックをまとめておきます。
まず、「GBPJPY サインフィルタ運用」の損益カーブとスペックは次の通りです。
なお、サインフィルタ運用の条件は、ドル円の場合と同様に次の通りです。
『ポンド円の上記3システムにおいて、サインが3つ揃った場合にのみ、その方向に参戦する。サインが3つ揃わない場合には、見送り』
サインフィルタ運用では、参戦条件が厳選されるため総利益は抑えられますが、次の特性改善にてスペックアップを図ることが可能となります。
① 平均P/Fの大幅改善(5.1) → 高い運用効率でトレードができる
② 損益カーブのフラット性の改善 → 分散が低減されメンタル負担が低減
③ 勝率の向上(73%) → こちらもメンタル負担の低減に寄与
④ 月平均利益と最大ドローダウンは現状維持
特にボラティリティーの高いポンド円においては、「運用のしやすさ、損益の安定性、運用時のメンタル負担の低減」はドル円以上に重要です。1ショットのダメージもポンド円では大きくなりがちですので、総利益よりも「トレードの質」を高めて「極力負けない」運用がやはり大切です。「サインフィルタ運用」では、上記のスペックアップにて運用のしやすさに大きく貢献し、極力負けない手堅い運用手法としてよく機能します。
なお、理想は3システムのフィルタロジックを1システムに組み込めると利便性が高まるのですが、ファイルサイズの都合もあり、引き続き3システムによるサインチェックにて進めます。